先輩からのメッセージ

簡単なお仕事ではないですが興味があれば是非チャレンジを!

第一回目のインタビューはPrimoオープン時から働いている男性職員の山口さんです。

山口さん (介護士)4年目

自分の子育てがきっかけで高齢者の介護から小児の施設へ

もともとは高齢者の介護の仕事をしていたのですが、子どもが生まれてから子どもと関わる小児の介護職を探したところPrimoオープンを見つけ働き始めて5年になります。
高齢者の介護とは違うこともたくさんあり、初めはわからないこともたくさんありましたが子どもたちの日々の成長は私の仕事に対する大きなモチベーションとなっています。

子どもたちが見せてくれる日常の小さな積み重ね

施設を利用する子どもたちはみんなとてもかわいいです。
コミュニケーションを取るのが難しいお子さんもコミュニケーションを取るとニコニコしたり、付き合っていく中で様々な反応を見せてくれるのです。その子なりの反応やしぐさに「はっ」とさせられ感動することもあります。言葉や表情、しぐさ、全てのコミュニケーションに子どもたちの成長を感じます。
普段生活しているとなかなか見えづらいことも子どもたちと過ごす時間の中にたくさんの気づきと発見が溢れています。
障害や病気で外での活動が難しい子どもたちがここの施設に来て、一緒に外の景色を見たり活動する日々の積み重ねで明らかに反応が変わってくるのを目の当たりにしています。

業務の難しさは連携で負担を軽減

医療的ケアが必要な子どもがほとんどで、生死にかかわることもある責任が大きい仕事でもあります。医療の専門職ではないので日々看護師と連携を取り確認しながら子どもたちとかかわっています。わからないことはすぐに専門職に確認をとり、子どもたち1人1人のケアを分担してながらしています。僕は医療的ケアの処置はできないのでそこは看護師さんにしてもらいます。一方同姓介助が必要なお風呂や着替えやトイレなどは僕がします。利用する子どもたちも職員もストレスなく過ごせるように工夫しています。

自分も成長する

現在共働きで子どもが小さいので僕は週に4日~5日勤務で10時~5時過ぎまでの勤務で子育て優先で働かせてもらっています。子どもの行事にも参加し、子どもとの時間も取れるようにしています。必ずしも10時~5時ではありません。我が子の成長と施設を利用する子どもたちの成長を見守りながら日々僕も成長させてもらっています。

家族の病気の際にはそちらを優先させてくれる職場環境なので凄く働きやすいです!

長谷川さん (保育士)

私だからできること

元々保育士として保育所で12年間働いていたのですが出産後復帰するのにこちらで働き始めました。きっかけは私の子どもが赤ちゃんの時にここのデイサービスに通っていたからです。未熟児で生まれ医療的ケアがあり色んな病気があったので、こちらの児童デイサービスと職員の方にサポートしていただきながら育ててきました。ここでの経験のおかげで子どもは保育所に通い始めて私も働くことになったのですが、普段の病院の定期受診やリハビリがまだまだたくさんある中で働くというのは限られた時間になります。保育所に勤務しようとしたのですが週に3、4日で1日4時間での保育所勤務(パート)は採用してもらうことができませんでした。一度専業主婦になり医療的ケアの子どもを育てているお母さんが社会復帰するのはとても難しいという現実にぶち当たりました。そのことをこちらで相談したところ、自身の子育ての経験を活かして働くことを提案していただきました。

比べない子どもたちの成長

ここに来るお子さんは病気や障害のお子さんなので今までに勤めていた保育所で見てきたお子さんとは違う生活スタイルです。同じ年齢のお子さんでも発達の段階は様々で、発達もゆっくりです。保育所で見ていたお子さんと違って成長がゆっくりだからこそ日々の子どもたちの成長で「寝返りができた」、「足が動いた」、「笑顔が出た」、とういう姿が大きな成長に繋がっていると感じます。
自身の子育てでも、子どもの成長を他のお子さんと比べることをせず、子ども自身の成長を見守ることで、ここでの子どもたちの成長を見守り日々の積み重ねを大切にしながら保育をしています。時に、保護者の方と共有しお子さんの成長を喜ぶこともあります。

大変さは子どもたちの個性だった

保育所の子どもたちだったら「集まれ~♪」と声をかけると子どもたちが集まってくるし、お歌を歌えばみんな歌います。けれどここの子どもたちはそれが難しいのです。保育を行う上で1つ1つ工夫をしなければいけません。長い紐をみんなで持って遊ぶ時も、上手く握れない子どもはどうやって持ったらいいのか、歌や体操もどう工夫すれば子どもたち1人1人ができるのかを考えます。もちろん子どもたち1人1人にスタッフが付き添いますが、お手伝いするばかりではなく、少しのお手伝いで子どもたちが笑顔になるように考え、その子の成長に繋がるようになればと日々工夫の連続です。姿勢の保持が難しいお子さんが多いので、ポジショニングについてはセラピストと連携を取っておこなっています。体の緊張が強いお子さんや側弯に気をつけなければいけないお子さんなどの姿勢の管理も先輩方に教わりながら日々勉強中です。どれもこれも初めは難しく大変だったのですが、子どもたちと過ごす中でそれが子どもたち1人1人の個性に繋がっているのだと気づきました。今はそんな子どもたちの個性と向き合うのが楽しいです。

最後に一言

家族の介護や病気など様々な生活スタイルがあることをこちらの職場では理解していただけるおかげで、少しでも社会に出たいという親を支え応援してくれます。
「家族の受診や病気の時はそっちを優先してね。」、と言っていただける職場環境なのですごく働きやすいです。保育士として我が子以外の子どもたちの声や笑顔を見ると、「保育士をしていて良かったな。」と思います。お子さんが好きな方はもちろん、保育士として社会復帰したい方がいたらぜひ一緒に子どもたちの成長を見守りましょう!

一緒に働く人たちが理解してくれている。本当に恵まれている職場環境です。

榊原さん (看護師)

Primoで看護師として働くきっかけ

息子がここの利用者です。現在は小学生なのですが、就学前はprimoに通っていました。
ケアあきの訪問看護も使っていたのでそこで在宅医療児を育てていく上で外に出る機会というのが少なく、社会へ出たくてもなかなか出られないという相談していたところPrimoがオープンするということで働き始めました。

私が出勤している時は、私は息子のケアにはあたらないのですけど、他の看護師さんのケアの仕方を見ることで我が子のケアのことでも勉強になることがたくさんあります。
働き方も本当珍しいパターンで(笑)、子どもが3人居て一番下はまだ保育園に通っています。
なので、子どもたちのことで働けない時は3か月出勤しないこともありますし、急に休むこともあるのですが、子どもたちや家の状況も理解してくださっている職場なのでとても働きやすいです。
一般の会社だと早上がりしてずるいとか、休んでばかりでずるいとなってしまうのが、ここでは個々にあった働き方をさせてくれて、働く人のメンタル面も気にしてくれながら役割も持たせて働かせてくれます。

本当に私にとっては最高の職場環境ですね

医療的ケアの必要な子どもたちのお風呂後の必要な処置や、食事を胃瘻の注入などで取っている子どもの食事のお手伝いをするなど、医療的な部分を私は行っています。

障害のある息子が生まれてから私がかかわるのは息子にかかわる人だけで、外に出にくいこともあったのですが、ここに来ることで世界が広がりました。
家にいるよりは外に出たかったタイプなので、社会へ出られるというのはすごくありがたかったです。
他のお子さんを見ることで今後息子がどうしていくのがいいのかと考えることもできました。
ここで働くことで子どものことに関しても自分自身のことに関しても、教えてもらうことがたくさんあり、親子で学び成長させてもらっています。

子どもが夜中に入院して突然休むこともあるのですが、職場のスタッフが状況を理解できるスタッフたちなので本当に私にとっては最高の職場環境ですね。

最後に一言

子どもたちが退院時医療的ケアがありながら退院してくる際、全ての処置はご家族になります。その医療処置は病院から教えてもらった医療処置の仕方になります。
しかし、家に帰ると病院で教えてもらったやり方を続けていくことが難しい場面が出てきます。
そんな時、在宅でかかわる看護師はその子にあった、ご家族がケアしやすいやり方を一緒に考えお子さんの医療的ケアのある生活を支えていきます。

できる限り恩返しをしたいとの思いで働き始めました。

山本さん (介護士)

医療的ケアのある息子と過ごした経験

私の息子は生まれてからたくさんの医療的ケアをしながら生活してきました。現在は中学生になり、今でこそ私はここに来て働ける時間もあるのですが、息子が小さい頃は24時間医療的ケアがあり付きっきりでした。生まれてから本当にたくさんの人たちに助けられて生活をしていました。
息子が小さい頃はPrimoのような場所はなく、家で家族が見るのが当たり前で、訪問看護さんに来てもらい何とか日々過ごしていました。
息子が小学校に行き始めた頃に少し時間ができ始め、ヘルパーの資格を取りました。同時期にPrimoができ、ここで働くお誘いを受けたのです。私たち家族がたくさんの方に支えられ生活してきていたので、できることがあるのなら恩返しをしたいとの思いで働き始めました。

子どもらしい生活

息子が未就学の間は、なかなか子どもたちの集団に入れる機会もなく、保育所に通うまでにもとても時間がかかりました。思い返すと、子どもらしい生活をさせることにとても大変でした。なので、ここに来るお子さんには、子どもらしい生活ができる環境を作っています。命の危険と隣り合わせのお子さんもPrimoにはたくさんいるので、無理のない範囲でたくさんの経験ができればと、一瞬一瞬を大事にしながら関わらせてもらっています。家族から離れ、他者と過ごす経験が少ない子どもたちと限られた時間で子どもらしい生活ができるのはとても貴重な時間です。お友達と一緒に過ごす時間も子どもたちにとっては大きな経験となるので、集団でできることもたくさん取り入れています。
そんな中で、子どもたちが見せてくれる成長に私はいつも嬉しくなります。食べることが苦手だったお子さんが、スプーン1杯食べられたなど、健康なお子さんであれば当たり前のことかもしれないことが、ここの子どもたちにとってはとても大きな成長なのです。

命の危険と隣合わせの子どもたち

息子の医療的ケアの経験から、その危険性や難しさ理解していますが、1人1人ケアの仕方や注意する点などが違うため、日々看護師たちと連携を取り、自身の経験も活かしながら介護士としてかかわっています。
立場上できる範囲のことは限られていても、少しでも異変にも気づけば近くに看護師がいるので相談し、常に緊張感を持ちながら働いています。
1人でも多くのお子さんが外に出るきっかけとしてここに来て楽しい時間を過ごし、笑顔でお家に帰っていけるようにと心がけています。

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